沖縄県委託事業「未来の産業人材育成事業」(講話編)

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 早期から夢と希望を育み、自身の進路を考える大切さや未来を担う産業人材を輩出する為の授業の一環で総合学習を行っている小・中学生へ、未来の産業人材育成事業の依頼があり、平成28年10月26日に近隣の識名小学校5学年122名へ講師としてデイサービスセンターせんりょう生活相談員の宮城達也さん、介護職員の富名腰千夏子さんが職業人講話をしました。

 授業では、生徒の集中力が保たれる時間を考え、動画を取り入れたり、堅苦しい雰囲気ではなく、楽しく記憶に残るようRAPを取り入れる等工夫をしながら、福祉の意味や仕事のやりがい、魅力を伝えました。

 (福祉の魅力を講話から一部抜粋)
「みんなが思う福祉とは、オムツ交換や食事介助、入浴のお手伝いをするイメージばかりがあると思いますが、それはお手伝いの一部であって、一番大切なのは、お年寄りがどういう生活をしてきたのか。どういう生活をしていきたいのか。お年寄りが自分らしく生きていく為に必要な事をまずは聞く事が大切です!お年寄りの物語を作っていく為に、好きな事を通して生きがいを持って頂き、目標を達成する為に必要なリハビリをお手伝いする仕事です!」と熱く思いを届けました。

 生徒からは、「福祉の暗いイメージが変わった。」「将来の仕事の候補にしたい。」「みんなでお年寄りの生活を支えていく事が大事と思った。」と7人の生徒が発表してくれました。

施設見学編に続く・・・