看取りについて考える【特別講演会】in 谷茶の丘
8月28日(火)谷茶の丘【至誠館】にて
国場)近年、介護保険施設でも入居者、ご家族希望により看取りが増え、谷茶の丘.雅でも入居者様の最期をご家族様と一緒に支援させていただいています。その中で人として最期をどうお過ごしになりたいか、また私たちがどこまで寄り添いながら安心感を与えることが出来るのかが課題になっています。また、看取り支援を行うにあたり谷茶の丘職員はもちろんのこと、医師やご家族と協力、連携が必要になっています。そこで今回は、恩納村医で、谷茶の丘配置医師でもあります、恩納クリニック院長の玉城徳光先生を講師に招いて【看取りについて考える】特別講演会を行っていただきました。
山内)看取りについての勉強会は、毎年施設内で実施しておりますが、今回のようにご家族等も含めた会は、平成24年に引き続き2回目となります。前回、大変好評でたくさんのご家族も参加していただきました。勉強会の後、実際に終末期を迎えられた入居者のご家族と看取りに関わった職員が、お話を聞いたことで心を一つにし、最後を迎えられた入居者をお送りすることもできました。「もっと多くの人にお話を聞いていただきたい。」そんな思いから前回より広い会場にいたしました。思えば、長いこと終末について語ることは「タブー」のような時期もつづきましたが、現在では「終活」という言葉がマスコミ等でも取り上げられるように、自分らしく、そして自分の希望する最後を自分自身でコーディネートするなど、避けて通れないことならば、どのように向き合うか?年齢に関係なく、悔いが残らないよう、今から考えたいという人が増えてきています。玉城先生のお話は今回、6年ぶりとなりますが、職員とご家族が先生のお話を伺うことで、改めて入居者ご家族に寄り添い、関わるみんなが心落ち着いてお送りできたらよいと思います。同時にみなさんも自分だったらどう迎えたいか?という考えるヒントになればと願っております。
国場)看取りとは人がその人らしく最期を過ごすことが出来るか介護して思うようになりました。その中で難しいとは思いますが、日頃からご家族でも話合う場を作り、意思確認をしておくことが大切だと個人的にも実感しています。今後もご家族や関係者の皆様と協力をしながら、入居者様が、その人らしく最期をお過ごしできるよう支援してまいりたいと思います。これかもご家族様の協力があって看取りケアができることと思いますので、これからもご協力のほどよろしくお願いします。
参加者:谷茶の丘職員(52名) ご家族(15名) 地域(23名)計90名の参加がありました。
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