大 名
「災害時における事業継続のための研修会」
「災害発生‼ いったい何が起きる? 利用者・職員を守るために何をする? 」
R6年4月から介護事業者において、BCP(事業継続計画)の策定が義務化されました。BCPはこれまで一般企業では普及していましたが、介護事業でも有事の際の事業継続が求められることから、感染症や災害時等の緊急時においてサービスが継続・早期復旧できる体制を整えるために必要な計画となります。
令和6年11月23日(土)18:00~ 特別養護老人ホーム大名 友愛館において、災害時を想定したBCP策定及び見直しの参考とするべく 「災害発生‼いったい何が起きる? 利用者・職員を守るために何をする? ローリングストックとは?」と題した法人内研修会を開催しました。
「訪問介護ステーションマーガレット」(しきなガーデン)が企画し、法人内の他事業所の職員を含めた22名が参加しました。
講師には「沖縄県内の医療的ケアが必要な子どもの親の会 らいおんはぁ~と」の湯池三代子代表に担って頂きました。 湯池代表は当事者の親として、大規模災害時に在宅で医療ケアが必要なわが子をどのように避難させて守るか、という不安にたいして、自身も防災士の資格を取得することで災害時の救助についての知識や技能について学び、解決に向けた関係者間の話し合いや行政との折衝を重ねてこられました。
研修では日常の様々な場面におけるイメージ避難訓練や防災クイズを通じて、参加者は災害時に必要な支援についてより具体的にイメージすることが出来ました。
これからもこのような研修の機会を重ねることで緊急時への備えをすすめ、利用者に信頼して頂けるサービス提供を目指していきます
(左)講師の湯池三代子代表、(右)進行役のヘルパーステーションマーガレット 仲宗根舞さん